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第1号:ざわざわ
第2号:もぐもぐ・むしゃむしゃ
《科学》虫食が流行しない訳 イモムシを解放せよ
《文学》食べて旅して〜檀一雄『美味放浪記』〜
《映画》スーパーサイズミー
《小説》本当の味がする
《エッセイ》ブレークノース トゥ シンガポール
《俳句作りは突然に……》PART2
《写真》花粉ようやく去る&俺は食いたいものを食う
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第3号:びりびり
第4号:ちくちく
第5号:ぴたぴた
夏休み特別号:Summer Time
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≪写真≫花粉ようやく去る
わたしがかかる耳鼻科医はみな花粉症の薬をくれない。いくら鼻水をだらだらにたれながしても、口呼吸のしすぎで唇がカサカサに乾いていても、薬をくれない。 花粉症アレルギーであるかどうかは血液検査で判別するそうだ。吸血鬼がもしいるのなら血液を全部吸ってくれて構わない。彼がこれからは十字架を背負ってくれるだろう。花粉症用ののど飴をバリボリと嚙み砕いているうちに春は終わった。
俺は食いたいものを食う
もぐもぐむしゃむしゃ、ということで、前回の次回予告に載せた写真を再び掲載。ヴェトナムはホイアンで食べた、名前は知らない手巻き春巻きである。海外では生野菜に気をつけなさいと言うが、こんな状態で出されて生野菜を避けるわけにはいくまい。というわけで食べてやった。手巻きの春巻きは作るのが大変だったが、甘辛のソースと焼き鳥風のつくね、そしてシャキシャキと生野菜のハーモニーが最高であった。ただし、画面左上にあるワンタンのような、餃子の皮のようなやつは扱いが難しく、結局春巻きの皮としては使用できず(春巻きの皮として私が使ったのは奥に写っている普通の乾いたライスペーパー)、後で単体でソースにつけて頂いた。柔らかさと弾力がワンタンみたいでこれはこれで美味かった。やはり食べてみないとわからない。勇気を持って出されたものは食べたほうが良い。それで腹を下すなら下せばいい。それもいい経験である。そう、それが旅なのだ。 なーんてことは、教育上悪いのででかい声では言えないのである。(撮影/文章:KEBAB)
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